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０５年４月に解散したＺＯＮＥと９６年に解散したプリンセス・プリンセスのそれぞれの一部メンバーによるスペシャルユニットが結成されることが２７日、決まった。ＺＯＮＥからは、長瀬実夕（１９）と現ＭＡＲＩＡの舞衣子（２１）が、プリプリからは渡辺敦子（４３）、富田京子（４２）が合体。“ゾンプリ”として、ライブイベント「ＮＡＯＮのＹＡＯＮ２００８」（４月２９日・日比谷野外大音楽堂）で一夜限りの出演を果たす。

伝説の音楽イベントで夢の競演が実現する。元ＺＯＮＥの長瀬＆舞衣子と元プリプリの富田＆渡辺。８０年代から９０年代に活躍したプリプリ解散後の９７年にデビューしたＺＯＮＥによる世代を超えた人気ガールズバンドのメンバーがスペシャルユニットを結成する。

仕掛け人は“野音”で１７年ぶりに開催する女性アーティスト限定のライブ「ＮＡＯＮのＹＡＯＮ２００８」をプロデュースするＳＨＯＷ-ＹＡの寺田恵子（４４）。「普段は見られないことを」という寺田の発案と呼び掛けで緊急決定した。ユニット名“ゾンプリ”も「ドンペリのように高価なもの」という意味を込めて命名した。

ステージでゾンプリは、ＺＯＮＥの名曲「ｓｅｃｒｅｔ　ｂａｓｅ～君がくれたもの～」を披露する。「自分たちの曲はカラオケでも歌わない」という長瀬と舞衣子にとっては０５年４月の解散後初めて歌うことになる。

プリプリの曲も歌うが、長瀬は「リアルタイムではないけど曲は知っている。本物のメンバーの方と歌える日がくるなんて感激」、舞衣子は「皆さんに求められているなら、喜んでやりたい」と前向きに語った。

「その日しかできない、特別なことができたら」（長瀬）、「すごい緊張を楽しさに変えて、楽しい時間を過ごしたい」（舞衣子）と意気込む元ＺＯＮＥの２人。今年の“野音”からも伝説が生まれることになる。

http://www.daily.co.jp/gossip/2008/03/28/0000893765.shtml