下面是 ZONE Final in 武道館 Ending mp3 file
秘密基地現場鋼琴版本,每次聽到我都會泛淚....Please click play and enjoy it !!



<轉載自FENDER>

ZONE FINAL in 日本武道館
三寒四温を繰り返す東京、桜の開花を待たず、臍を曲げている天候は晴れ。2005年4月1日、金曜日。私はいま、千鳥ヶ淵に立っている。日本全国から集結した同志達、“さあ、行こう”、MIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMOKAの待つ“約束の地”へ。
そして、我々が追い求め続けた“答え”を見届けよう。

ZONE FINAL in 日本武道館

取材/文:真家秀樹


武者震い、私を襲う緊張。“最後”、そんな軟なものではない。“夢”、“希望”、“信頼”、“愛蔵”、今日は記念日なんだ、“新たな始まりの”、空を見上げ、堂々と...行こう。

19:10 PM、“約束の地”に明かりが燈る。4年前見た、大きな瞳は今も尚、輝き、その眼差しは、日の丸を突き刺すほど、空高く、力強い。「GOOD DAYS」、「大爆発NO.1」、「secret base~君がくれたもの~」、涙を堪える大きな瞳は、“成長”、“誇り”。10,000の声援は優しく、温かく、そして心地よい。夢を叶える厳しさ、夢を支える優しさ、2つが1つに溶けあう瞬間、それは心に根付き、目となり口となり、力となる。こんなに幸せな声援を聞いたことがない。緑の草原は追い風に揺られ、MIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMOKAはその風に酔いしれる。

「白い花」は切なく、「一雫」で恋をし、「僕の手紙」、「夢ノカケラ・・・」ではノスタルジックに、古いアルバムを覗くと忘れかけていた思い出、友、風景、言葉がよみがえり、セピア色した自分は、“あの時、楽しく、笑って、無邪気にはしゃいでいたかな”と囁く。「GO!」、「Sae Zuri」、「ROCKING」、「風の始まる場所」、足跡は、深く、強く、大地を踏みしめる。“だれのため”ではなく、“じぶんのため”に...。

MIZUHOのドラムが聖地に鳴り響く、“これでもか!”と、TOMOKAも負けずと相棒をかき鳴らす、MAIKOのベースは、MIYUを誘い、歓声はZONEに闘いを挑む。信頼という名の闘いを。そのヴァイブは、「For Tomorrow」のFコードを誘う。太く、荒いTOMOKAの声に反応し、MIYU、MIZUHO、MAIKOのプレイはROCKの“あるべき姿”へと変容して行く。こんなTEEN GIRLS BANDは見たことがない、いや、存在すらしなかっただろう。自然と動く足、頭、体、天に突きつける10,000の拳。会場の雰囲気は最高にして、絶頂を迎えようとしている。日本武道館が揺れている。

-“時間よ、永遠に止まれ”-

「true blue」
見るもの全てが、思い出へと変わっていく、語り継がれる魂と魂の触れ合い、“いつも君の側にいるよ だからもう一人じゃない”、MIYU、TOMOKAが放つハーモニー、エモ-ショナルなプレイが曲調とは違い涙を誘う。MAIKO、MIZUHOのプレイ1つ1つに込められたメッセージ、“永遠だよ僕らは...”。MIYUの愛機、STRATOCASTERから鳴る鈴の音のようなカッティング、「太陽のKiss」、史上最年少にして、史上最高のモンスターGIRLS BANDたる所以、魂から湧き出るROCKのヴァイブ、そしてプレイヤーとしてのオーラ。
「H・A・N・A・B・I~君がいた夏~」、自己主張するMAIKOのBASSは重く躍動し、オリジナリティー溢れるヴァイブへ自分自身を掻き立てる。“ぶっ倒れるほど燃え尽きよう”。全てを空にし、“いま、この瞬間、溢れ出る感情”を共にしよう。Best of Best、日の丸の下で繰り広げられている、この“興奮”、“現実”の源は、荒れ狂う渦のよう。
数年後、数十年後、語り継げられるLIVE。いま、ここ、“約束の地”に立つ10,004の魂は、間違いなく聖地に刻まれている。

ZONEが生きた“証”、そして我々が愛した“証”、歴史に刻まれた“証”、史上最大のスリリングなHEAVY ROCK SHOWが始まる。甘く、危険で誘惑なリズム、グルーヴィーでファンキーな味付けは、ツインのハーモニー。2つのPEWTER METALLIC色した影が重なり、ハムバッカ-がシンクロしたその瞬間、空気が重く揺れる。

-“ついにきた”-

ワイルドなダウンコード、「証」。会場の歓声は狂喜へ、硬く握られた10,000の拳。震え立つ感情と、4つの魂。ダークグリーンの照明がMIZUHOのヘッドバングを映しだす。恐ろしいほど美しい光景、一体感。浸かりきったROCKの重圧。武者震いな涙、“なぜ僕はここにいるのか、何ができるのか”、掲げられた10,000の拳。“誰か教えて、誰か気付いて、誰か僕にその答えを”地鳴と共に彷徨う魂は、強く迷い、強く苦しむ。“僕はここにいる、今生きている、叫び続けて、進む...”。ファンをも呑みこむ完璧なパフォーマンスだ。
封印された至宝、「空想と現実の夜明け」、新旧混ざり合うプライドとプライドの闘い。止まることのないダウンコード。HEAVY METAL ZONE、覚醒は見る人全てを開放へ導く。涸れた咽は、興奮という麻酔で甦り、荒く、太く震撼する。MIYUのギターソロは、プレイヤーとしてのプライド、成長を感じさせる最高のステージ。“あの時の決断は、間違いではなかった”、そうだろ、MIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMKA。いま彼女達は、嘘のないリアルな“音楽”を奏でている。こんなに嬉しいことはない。迷い、不安を自らの力で消去る度胸は本物。“TAKAYO、TAKAYOの残した魂は、しっかり受継がれているよ”、そう思うと胸が震えた。“ZONE、お前ら、最高だ”、隣の少年が感極まり叫ぶ。私も心の中で、“君も最高だ”と、少年を見ては客席を見渡す。なんて雰囲気なんだ。きっと今夜の一瞬、一瞬が宝物であり、誇りになるに違いない。以前、読んだ記事に、あるROCKスターが、“音楽はたった数分の時間があれば、人の心を変え、感動を与えられる唯一のエンターテイメントなんだ”と言っていた事を思い出す。MIZUHOの呼吸に合わせMIYU、MAIKO、TOMOKAがアイコンタクトでそれぞれのポーズをきめる。こんな高校生BANDが存在するだろうか。この吹き出るアドレナリンを止める事はもはや不可能だ。

-“夢だった武道館は心地良いか”-

MAIKOは客席を見ては、“うなずき”、また、会場を見渡す。6弦の開放が重いリフを打ちつける。「さらりーまん」、シャッフルしたギターにブーミ-なベース、MIYUが叫ぶ、「笑顔日和」、間髪入れずZONE流ROCKチューンが始まる。曲調に反しヴィジョンに映るTOMOKAは我々を優しく包み込む。そしてファンがTOMOKAを包み込む。
“ありがとう”と。

MIZUHO、TOMOKA、MAIKO、MIYU
堪えていた感情と溢れる涙。“解散”という現実を呼び戻す。
“幸せでした”、そして“ありがとう”

「一緒にいたかった」
“大事なものは何ですか、くじけず持ってる夢ですか、僕には君が宝物だったよ”
会場での大合唱は、予感。そう、永遠の別れを。涙を堪え、堂々と会場を見渡し歌うMIYUのプライドが、我々の涙を一層、堪えきれぬものへと誘う。泣き虫なMAIKO、“がんばれ”。

“ありがとう。4年前、あの強い眼差がなければ、いま私はこうして、ここにいなかっただろう。雨に濡れても、どんなハプニングが起きても、危機に直面した時も、MIYUのその“目”が皆を救ってくれた。絶対にあきらめるな、と”

アンコール、ZONE、アンコール、ZONE...、押し寄せる叫びは次第にZONEコールへと、10,000人のZONEコール、私が夢にまで見た光景。静寂なステージを囲む緑の草原は荒く、1つの方向へと吹きつける風。ZONE、ZONE、ZONE...

“永遠に、歌おうよ、君の目はそらさないよ”
「Once Again」、会場の明かりが一斉に燈るとZONEの姿が、そして、10,000の笑顔がこんなにも近くに感じられる。“僕は、一人じゃないんだ”誰もがそう感じた瞬間。大合唱の涙がMIZUHO、MAIKOの頬を伝う。
「glory colors~風のトビラ~」、“キラキラと輝き続けてゆく、忘れない今日の事”、エモ-ショナルなプレイは、聴く人それぞれの心に入り込む。力強いMAIKOのBASSは魂の叫び。“悲しみ”を全身に封じ込み、分身であるZONE BASSに全てをあずけている。大好きなマーカス・ミラーのサインを大事に抱きしめた、あの笑顔。BASSの神様が、MAIKOの背中を“ぽん”と叩いてくれた瞬間なのかもしれない。素晴らしく、美しい演奏だ。

-“別れの時”-

深々とお辞儀をするMIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMOKA。右へ、左へ、そして中央に位置した時、自然と沸き起こるZONEコール。それはやがて10,000のZONEコールへ、泣き崩れるMIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMOKA。ZONE、ZONE、ZONE...鳴り止まないZONEコール。ZONE、ZONE、ZONE、ZONE...。

“最後の日早起きをして、いつもの道を踏みしめてた”
今朝、目が覚めた時、何か不思議な感覚を覚えた。十数年前の記憶、大切な何かとの別れ、見慣れた景色もどことなく淡い記憶。物事の節目、新たな道、終わりのない闘いは続き、それに背を向けず闘っていく力。「卒業」、彼女達なら絶対に負けないだろう。どんなに暗い闇が訪れようとも、どんなに荒い高波が訪れようとも、絶対に負けないだろう。8つの大きな瞳は、炎のように震え、まだ見ぬ明日に勝負を挑んでいる。なんて子達なんだ。そして、この炎は、会場にいる10,000人の力となり糧となるのだろう。永遠に。
挫けそうなとき、不安なとき、楽しいとき、悲しいとき、永遠に。
別れの時、鳴り止まない歓声、これが最後、悔いのない歓声が飛び交う、沸き起こるZONEコール、ZONE、ZONE、ZONE、全てのファンが一点に向かい叫ぶ、“ZONE、ZONE”、ステージの明かりは終わりを告げず、会場の歓声を煽る。7分にも及ぶZONEコール、途切れそうになると、何処からともなく湧き上がる声援、この声援が消えてしまったら二度と会えない...、誰もがそう感じていたに違いない。年齢、住む場所、性別、思い、何もかもが違う我々が“ここで”、“いま”、一つになっている。“約束の地”で。そう、それが“答え”なんだ。俺たちがいる、“いま”、“ここで”見てきたこと、一つ一つが“答え”なんだ。
1966年6月30日、ビートルズがこの日の丸の下に立ち、ROCKを教えてくれてから39年後の今日、そのビートルズを目標にひたすら走り続けた少女達が、同じ場所に立っている。威風堂々と。きっとジョン・レノンも天国で笑い、頷きながらリズムをとっているだろう。“この子達は凄いね”と言いながら。

壮大な感動に包まれたフィナーレ。
「secret base~君がくれたもの~」、本当に最後の別れが訪れてしまった。
ZONEが全国区となった代表曲であり、日本を代表する郷愁曲。MIYUが歌い始まると同時に、大合唱が始まる。何百回と聴いたはずなのに、新たな感動をあたえてくれる。新千歳空港から札幌に向かう車窓から見える大地、雪に包まれた市街、飛行機から見る東京の夜景、時は残酷、一瞬にして全てを過去の思い出へと変えてしまう。
“君が最後まで、心から「ありがとう」叫んでいたこと、知っていたよ”
彼女達の分身であるギター、ベース、ドラムをステージ上に置き、一段一段と階段を登っていく...。“さようなら”、そして“ありがとう”。夢があるから強くなれる。夢があるから自分を信じれる。MIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMOKAそしてTAKAYO、ZONEが日本のシーンに残したものは、限りなく大きく、深く、温かい。ここまで心に響くものをあたえてくれたアーティストは、ZONEが始めてであり、こんなに温かいファンを見たのも始めてだ。鳴り止まない歓声の中、私の中で感動、感情がめまぐるしく渦巻いている。宝物だ。会場にいる全ての人、全国で応援しているファンが作り上げた最高のステージだった。

-“新たな始まり”-
バックステージで迎えたその顔は、悲しみにふけるのではなく、新たな夢に向かって走り始めている。そう感じた。“絶対にまた会おう”、私の言葉に、“はい”と答えた大きな8つの瞳は、“まだ、終わっていない”と、叫んでいた。

最後に、最高な時間を共にしたMIYU、MIZUHO、MAIKO、TOMOKAそしてTAKAYO、スタッフの方々、町田さん、竹内さん、FENDER U.S.A.スタッフのみんな、各地のイベント会場で出会ったファンの方々へ感謝を込めて。We are the Champions ! My Friends.
“絶対にまた会おう”

ZONE FINAL in 日本武道館
2005.4.1 セットリスト
1:GOOD DAYS
2:大爆発NO.1
3:secret base~君がくれたもの~
4:白い花
5:一雫
6:僕の手紙
7:夢ノカケラ
8:GO !
9:sae zuri
10:ROCKING
11:風の始る場所
12:For Tomorrow
13:true blue
14:太陽のKiss
15:H・A・N・A・B・I~君がいた夏~
16:証
17:空想と現実の夜明け
18:さらりーまん
19:笑顔日和
20:一緒にいたかった
【ENCORE】
1:Once Again
2:glory colors~風のトビラ~
【W / ENCORE】
1:卒業
【T / ENCORE】
1: secret base~君がくれたもの~


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